おおはず‐もの【大筈者】
無責任でいいかげんな者。「生れつき如在(じょさい)なくて—といはれ」〈浮・懐硯・四〉
おお‐はだぬぎ【大肌脱ぎ】
上半身の衣服を全部脱いで裸になること。両肌(もろはだ)脱ぎ。「何しろ、—の荒事だからね」〈里見弴・安城家の兄弟〉
おお‐はば【大幅】
[名・形動] 1 普通より幅の広いこと。また、そのさま。⇔小幅。「—な洋紙に墨黒々と書いて」〈藤村・破戒〉 2 布地で、幅の広いもの。和服地では、小幅の2倍の約92センチ幅のもの。洋服地ではダブ...
おおはま‐かいがん【大浜海岸】
徳島県南東部、海部(かいふ)郡美波(みなみ)町日和佐(ひわさ)浦にある海岸。日和佐川河口から北に続く約500メートルの砂浜で、ウミガメの産卵地として有名。海岸は景勝地としても知られ、夏は海水浴場...
おお‐はむ【大波武】
アビ科の海鳥。全長72センチくらい。羽色はシロエリオオハムに似る。潜水して魚などを捕る。北極圏で繁殖し、日本へは冬鳥として渡来。
おおはら【大原】
京都市左京区の地名。比叡(ひえい)山の北西麓に位置し、三千院・寂光院などがある。大原女(おはらめ)の風俗が残る。柴漬けの産地。おはら。 奈良県高市(たかいち)郡明日香(あすか)村小原(おはら...
おおはら【大原】
姓氏の一。 [補説]「大原」姓の人物大原重徳(おおはらしげとみ)大原富枝(おおはらとみえ)大原孫三郎(おおはらまごさぶろう)大原まり子(おおはらまりこ)大原幽学(おおはらゆうがく)
おお‐はらい【大払ひ】
大みそかの支払い勘定。「ここにて年をとるが我等が家の嘉例といふは、—の借銭(しゃくせん)すましかねるゆゑなり」〈浮・胸算用・四〉
おお‐はらい【大祓】
「おおはらえ」の音変化。
おお‐はらえ【大祓】
毎年、6月と12月のみそかに、諸人の罪やけがれをはらい清めるため、宮中や神社で行われる神事。6月を夏越(なごし)の祓(はらえ)・夏祓、12月を年越しの祓という。古くは、朱雀門(すざくもん)前で、...