おがさわら‐きだん【小笠原気団】
日本の南東の太平洋上に発生する海洋性熱帯気団。夏によく発達して日本付近まで張り出し、暑い晴天をもたらす。
おがさわら‐ぐんとう【小笠原群島】
小笠原諸島の北部に位置する群島。聟島(むこじま)・父島・母島の3列島からなる。
おがさわら‐こうきあつ【小笠原高気圧】
小笠原気団のためにできる温暖高気圧。
おがさわら‐こくりつこうえん【小笠原国立公園】
小笠原諸島のうち聟島(むこじま)・父島・母島の各列島を中心とする国立公園。熱帯植物や海食地形に富む。
おがさわら‐さだむね【小笠原貞宗】
[1294〜1347]鎌倉末・南北朝時代の武将。元弘の変に足利尊氏に従って功をたて、信濃の守護となった。騎射・故実に通じ武家礼節の祖といわれる。
おがさわら‐さだより【小笠原貞頼】
安土桃山時代初期の武士。信濃の人。小笠原諸島の発見・命名者と伝えられるが、実在の確証はない。生没年未詳。
おがさわら‐しょとう【小笠原諸島】
東京都のほぼ南南東の太平洋上にある諸島。聟島(むこじま)・父島・母島・硫黄島の各列島と、西之島・沖ノ鳥島・南鳥島などの島々からなる。文禄2年(1593)小笠原貞頼の発見といわれ、明治9年(187...
おがさわら‐そうどう【小笠原騒動】
豊前(ぶぜん)小倉藩小笠原家の御家騒動。藩主忠固(ただかた)の家格引き上げ運動を推進した家老小笠原出雲(いずも)と反対派とが争い、文化12年(1815)藩主・家老が処分された。
おがさわら‐ながきよ【小笠原長清】
[1162〜1242]鎌倉前期の武将。阿波の守護。小笠原氏の祖。源頼朝の挙兵に加わり、源義仲を討伐。奥州藤原氏の征討、承久の乱に功績があった。
おがさわら‐ながとき【小笠原長時】
[1514〜1583]戦国時代の武将。信濃の守護。天文17年(1548)塩尻峠の戦いで武田信玄に大敗し、のち流浪して没落。