おしひき‐ぶんぷ【押(し)引(き)分布】
地震計に記録された初動が、震源から外側に向かう動きを押し、震源へ向かう動きを引きとよび、地図上に観測点の押し・引きの分布を記入したもの。これにより震源での断層運動が推定できる。
おし‐ひし・ぐ【押し拉ぐ】
[動ガ五(四)] 1 押してつぶす。「—・がれた事故車」 2 圧迫を加えて勢いを弱める。「責任の重圧に—・がれる」 3 押さえつける。また、押しやる。「さる(=クシャミノ出ソウナ)をりも—・ぎつ...
おし‐ひら・く【押(し)開く】
[動カ五(四)] 1 押してあける。「城門を—・く」 2 「開く」を強めていう語。「秘法の書を—・く」
おし‐ひろ・げる【押(し)広げる】
[動ガ下一][文]おしひろ・ぐ[ガ下二] 1 のばして広げる。広げる。「畳の上に地図を—・げる」 2 「押し広める2」に同じ。
おし‐ひろ・める【押(し)広める】
[動マ下一][文]おしひろ・む[マ下二] 1 広く行き渡らせる。普及させる。「運動を全国に—・める」 2 他に及ぼす。さらに範囲を広げる。押し広げる。「調査・研究を国際的に—・める」