かど‐おくり【門送り】
1 葬送の際、喪家には行かず自分の家の門口で見送ること。 2 帰る人を門口まで見送ること。「悲しむ母の—、景清も跡を見返りて」〈謡・大仏供養〉
かど‐かざり【門飾り】
新年に松など立てて門口を飾ること。また、その飾り。《季 新年》
かど‐かど【角角】
[名](スル) 1 あちこちの角。すみずみ。「町の—に見張りを立てる」 2 角立っていること。「その言葉が何だか—して」〈宮本・伸子〉
かど‐かど【廉廉】
それぞれの箇所。ふしぶし。「不審の—を吟味する」
かどかど・し【才才し】
[形シク]才走っている。気がきいている。「この命婦ぞ物の心えて—・しくは侍る人なれ」〈紫式部日記〉
かどかど‐し・い【角角しい】
[形][文]かどかど・し[シク] 1 言動や性格が角立って、おだやかでない。「物の言い方に—・いところがある」 2 物が角立っている。角が多い。「岩の上の—・しきもあるものを人のこゆるをいたみだ...
かど‐かわ【角革】
洋装本の表紙の角にはった、三角形の革。
かどかわ‐げんよし【角川源義】
[1917〜1975]出版人・国文学者・俳人。富山の生まれ。辺見じゅんの父。折口信夫に師事。昭和20年(1945)に角川書店を創業、角川文庫・昭和文学全集などを刊行し成功を収めた。著作に「語り物...
角(かど)が立(た)・つ
理屈っぽい言動によって他人との間が穏やかでなくなる。「—・つ言い方をする」 [補説]この意味で「つのがたつ」と読むのは誤り。
角(かど)が取(と)・れる
世慣れて性格が円満になる。人柄がまるくなる。「苦労をして—・れた」