かわい‐がり【可愛がり】
1 かわいがること。「猫—」 2 (反語的に用いて)痛い目にあわせること。スポーツや武道などで、厳しくしごくこと。 [補説]2は、過度のトレーニングやいじめ・暴行との境界があいまいであり、しばし...
かわい‐が・る【可愛がる】
[動ラ五(四)] 1 かわいらしいと思って、優しく扱う。「子供を—・る」 2 ひいきする。目をかけてやる。「ひいき筋に—・られた役者」 3 (反語的に用いて)痛い目にあわせる。手荒く扱う。しごく...
かわい‐ぎょくどう【川合玉堂】
[1873〜1957]日本画家。愛知の生まれ。本名、芳三郎。別号、偶庵。初め四条派、のち橋本雅邦に師事して狩野派を学び、詩情あふれる穏健な風景画に独自の画風を打ち立てた。文化勲章受章。作「彩雨」など。
かわい‐げ【可愛げ】
[名・形動]かわいいところがあること。また、そのさま。「—がない子」
かわいこ‐ちゃん【可愛子ちゃん】
かわいらしい少女。男性の関心を集めるような愛らしく若い女性。
かわい‐さ【可愛さ】
かわいいこと。また、その度合い。
可愛(かわい)さ余(あま)って憎(にく)さが百倍(ひゃくばい)
かわいいと思う心が強いだけに、いったん憎いと思いはじめると、その憎しみは非常に強くなるものだということ。
かわい‐すいめい【河井酔茗】
[1874〜1965]詩人。本名、又平。大阪の生まれ。文庫派の中心として多くの後進を育成。詩集「無弦弓」「塔影」「霧」、随筆「酔茗詩話」、評論「明治代表詩人」など。
かわい‐そう【可哀相/可哀想】
[形動][文][ナリ]同情の気持ちが起こるさま。ふびんに思えるさま。「—な境遇」「彼ばかり責めては—だ」「お—に」 [補説]「可哀相」「可哀想」は当て字。
かわいそうなじどうしゃのはなし【かわいそうな自動車の話】
前川康男による児童文学作品。昭和56年(1981)刊行。第19回野間児童文芸賞受賞。