さん‐とう【参頭】
1 禅寺で、新来の僧のうち、代表者として詞を述べる役。さんじゅう。 2 「参頭行者(さんとうあんじゃ)」の略。
さん‐とう【算当】
[名](スル)計算しておよその見当をつけること。「ひきあわなければ追いだすまでと爺さんは胸のうちで—した」〈中勘助・鳥の物語〉
さんとう【山塔】
斯波四郎の短編小説。昭和34年(1959)発表。同年、第41回芥川賞受賞。
さんとう‐あんじゃ【参頭行者】
禅寺で、行者たちの頭となる古参・高齢の僧。
さんとうか【山頭火】
⇒種田山頭火(たねださんとうか)
さんとうかんぷ‐もんだい【山東還付問題】
1915年(大正4)の対華二十一箇条要求の中の山東省におけるドイツ権益継承をめぐって起きた日本・中国間の紛争。1922年のワシントン会議で、旧ドイツ権益のほとんどが中国に回収されて解決した。
さんとう‐きょうざん【山東京山】
[1769〜1858]江戸後期の戯作者。江戸の人。本名、岩瀬百樹(いわせももき)。京伝の弟。篆刻(てんこく)を本業としながら、合巻「復讐妹背山(かたきうちいもせやま)物語」「教草女房形気」、風俗...
さんとう‐きょうでん【山東京伝】
[1761〜1816]江戸後期の戯作者・浮世絵師。江戸の人。本名、岩瀬醒(いわせさむる)。通称、京屋伝蔵。浮世絵を北尾重政に学び、北尾政演(まさのぶ)と名乗る。のち、戯作に筆をふるった。寛政の改...
さんとう‐さい【山東菜】
アブラナ科の越年草。ハクサイに似るがやや大形で、緩く結球する。葉を煮物や漬物にする。中国山東省の原産で、日本に明治初年に渡来。山東白菜。さんとうな。
さんとう‐しゃ【三等車】
旧日本国有鉄道で、客車に三等級があったころの、最下級の車両。