なか‐じき【中敷(き)】
中に敷くこと。中間に敷くこと。また、そのもの。「靴の—」
なか‐じきい【中敷居】
押入などを二段に分けるとき、鴨居(かもい)と敷居との中間に入れる敷居。
なか‐じきり【中仕切り】
一つの室や器物の中を区切って分ける仕切り。「—のすだれ」
なか‐じく【中軸】
歌舞伎俳優の一座における位置を示す語。看板や番付の中央に名前を書き、多くは第三位の者。中筆(なかふで)。ちゅうじく。
なかじた‐ぼいん【中舌母音】
⇒ちゅうぜつぼいん
なか‐じま【中島】
池や川などの中にある島。特に、寝殿造りの庭園の池にこしらえた島。
なかじま【中島】
姓氏の一。 [補説]「中島」姓の人物中島梓(なかじまあずさ)中島敦(なかじまあつし)中島京子(なかじまきょうこ)中島健蔵(なかじまけんぞう)中島貞夫(なかじまさだお)中島知久平(なかじまちくへい...
なかじま‐あずさ【中島梓】
⇒栗本薫
なかじま‐あつし【中島敦】
[1909〜1942]小説家。東京の生まれ。中国の史実・古典に題材を求めた作品を書いたが夭折(ようせつ)、死後再評価された。作「李陵(りりょう)」「山月記」「光と風と夢」など。
なかじま‐きょうこ【中島京子】
[1964〜 ]小説家。東京の生まれ。出版社勤務、フリーライターなどを経て「FUTON」で作家デビュー。「小さいおうち」で直木賞受賞。他に「イトウの恋」「女中譚(たん)」など。