スカロン【Paul Scarron】
[1610〜1660]フランスの詩人・小説家・劇作家。すべてを滑稽化するビュルレスク(道化調)を創出した。小説「滑稽物語」、詩「戯作ウェルギリウス」、戯曲「ジョドレ」など。
セザンヌ【Paul Cézanne】
[1839〜1906]フランスの画家。印象派として活躍したが、のち、色面によって空間を構築する独自の様式を確立し、キュビスムをはじめとする20世紀絵画に多大な影響をもたらした。作「サント・ビクト...
ポール‐タックス【poll tax】
所得などにかかわらずに一人ごとに均等に課せられる税。英国で1990年4月から93年末までコミュニティーチャージとして実施された。人頭税。
ポール‐ダンス【pole dance】
垂直に固定された棒(ポール)を使って踊るダンス。上り下りや回転、倒立などを組み合わせる。娯楽的な見世物として行われるほか、近年では運動や競技としても発達している。ポールダンシング。
ポールとビルジニー
《原題、(フランス)Paul et Virginie》サン=ピエールの長編小説。1787年刊。孤島の美しい自然のなかで育った純情可憐な少年ポールと少女ビルジニーの悲恋を描く。
ポール‐ド‐フランス【Port de France】
南太平洋、ニューカレドニア島の港湾都市ヌーメアの旧称。
ド‐マン【Paul de Man】
[1919〜1983]米国の文学者・批評家。ベルギー出身。イェール学派の代表者の一人で、脱構築批評を展開した。著「読むことのアレゴリー」など。
ナッシュ【Paul Nash】
[1889〜1946]英国の画家。第一次大戦に従軍して、戦争のなかで荒廃した自然を描く。戦争後は英国のシュールレアリスム運動を推進、幻想的な風景画や静物画を描いた。作「月下の柱」など。
バレリー【Paul Valéry】
[1871〜1945]フランスの詩人・批評家。マラルメに師事し、純粋詩の理論を確立。詩「若きパルク」、評論「レオナルド=ダ=ビンチの方法序説」「バリエテ」など。
ポール‐バレリー【(フランス)Paul Valéry】
チボーデによる評論。1924年刊。同世代の詩人バレリーについて論じたもの。