まゆむら‐たく【眉村卓】
[1934〜2019]SF作家。大阪の生まれ。本名、村上卓児。未来の管理社会における組織と個人の葛藤を多く描く。「消滅の光輪」で泉鏡花文学賞受賞。他に「ねらわれた学園」「夕焼けの回転木馬」「時空...
眉(まゆ)を上(あ)・げる
眉をつり上げて怒りを顔に表す。「—・げて詰め寄る」
眉(まゆ)を落(お)と・す
結婚して眉毛をそり落とす。転じて、結婚して妻となる。
眉(まゆ)を曇(くも)ら・す
心配ごとや不快な思いのために、顔をしかめる。眉をひそめる。
眉(まゆ)を顰(ひそ)・める
心配なことがあったり、また、他人の嫌な行為に不快を感じて顔をしかめる。眉根を寄せる。「醜態に周囲が—・める」 [補説]文化庁が発表した平成26年度「国語に関する世論調査」では、本来の言い方とされ...
眉(まゆ)を開(ひら)・く
心配事がなくなって、晴れやかな顔になる。愁眉(しゅうび)を開く。「文三の決心を聞いてお政は漸(ようや)く—・いて」〈二葉亭・浮雲〉
眉(まゆ)を読(よ)・む
顔の表情から、人の心を推しはかる。
まゆん‐がなし【真世がなし】
《沖縄方言で、豊作・幸運の神の意》沖縄県石垣島の川平(かびら)で、陰暦9月の節祭りに来訪する神。青年たちが覆面をし、蓑(みの)・笠(かさ)をつけてこの神に仮装し、家々を回る。