むら‐やく【村役】
1 江戸時代、道・橋・用水・堤の普請など、村の維持・運営のために村民が負担した労役。 2 村役人のこと。
むら‐やくにん【村役人】
江戸時代、村の行政をつかさどった役人の総称。→地方三役(じかたさんやく)
むら‐やくば【村役場】
地方公共団体としての村の行政事務を取り扱う役所。
むらやま【村山】
山形県中東部の市。最上川が貫流。農業が行われる。中心の楯岡(たておか)はもと最上氏の城下町、羽州街道の宿場町。人口2.7万(2010)。 東京都中北部の地名。狭山丘陵の南側。現在は武蔵村山市。
むらやま【村山】
姓氏の一。 [補説]「村山」姓の人物村山槐多(むらやまかいた)村山左近(むらやまさこん)村山富市(むらやまとみいち)村山知義(むらやまともよし)村山実(むらやまみのる)村山由佳(むらやまゆか)村...
むら‐やま【群山】
連なり続いている山々。多くの山々。ぐんざん。「大和(やまと)には—あれどとりよろふ天(あめ)の香具山(かぐやま)」〈万・二〉
むらやま‐おおしま【村山大島】
東京都武蔵村山市付近で産する絣(かすり)織物。大島紬を模したもの。村山大島紬。
むらやま‐かいた【村山槐多】
[1896〜1919]洋画家・詩人。神奈川の生まれ。フォービスムの影響の強い画風で注目されたが、放浪中に夭折(ようせつ)。遺稿集「槐多の歌へる」。
むらやま‐がすり【村山絣】
東京都武蔵村山市付近で産した木綿絣。埼王県所沢を集散地としたところから所沢絣とも。武蔵絣。
むらやま‐さこん【村山左近】
江戸前期の歌舞伎俳優。堺の人。寛永17年(1640)ごろ、江戸に下って村山座に出演、女方舞踊で一世を風靡(ふうび)した。生没年未詳。