し‐せん【詩仙】
天才的な詩人。 李白(りはく)の敬称。杜甫(とほ)を「詩聖」とするのに対していう。
しち‐はいせん【七俳仙】
松永貞徳門下の七人の俳人。野々口立圃(ののぐちりゅうほ)・松江重頼・山本西武(やまもとさいむ)・鶏冠井令徳(かえでいりようとく)・安原貞室・北村季吟・高瀬梅盛。
しゅ‐せん【酒仙】
世俗の事にとらわれず、酒をこの上なく好み楽しむ人。また、酒に非常に強い人。
しん‐せん【神仙/神僊】
1 不老不死で、神通力をもつ人。仙人。「—譚(たん)」 2 (神仙)《「しんぜん」とも》日本音楽の十二律の一。基音の壱越(いちこつ)より一〇律高い音で、中国の十二律の無射(ぶえき)、洋楽のハ音に...
しん‐めいせん【新銘仙】
縦糸に絹糸、横糸にガス糸、または縦横ともにガス糸を用いて、銘仙に似せて織った織物。
ジャガタラ‐ずいせん【ジャガタラ水仙】
アマリリスの別名。
じょう‐せん【上僊/上仙】
1 天に昇って仙人になること。 2 貴人の死を敬っていう語。 3 仙人のうちで、すぐれた者。
すい‐せん【水仙】
ヒガンバナ科の多年草。早春に、鱗茎(りんけい)から1本の花茎を出し、白や黄色で中央に副花冠をもつ花を横向きにつける。葉は根生し、平たい線形。耐寒性で栽培に適し、観賞用とする。らっぱ・口紅・房咲き...
すずらん‐ずいせん【鈴蘭水仙】
⇒スノーフレーク
せん【仙】
1 仙人。「天上の—の暫くこの世に降(くだ)りて」〈鴎外訳・即興詩人〉 2 仙人の術。仙術。「—を求むる志ありて葛城山に住む」〈三宝絵・中〉 3 仙人の住む所。「只王質が—より出でて七世の孫に会...