さが‐にしき【佐賀錦】
縦糸に金銀箔を紙にはって細く切ったもの、横糸に多彩な絹糸を用いて、幾何学模様や絵模様を織り出した手織りの錦織物。江戸中期、佐賀鹿島藩の鍋島家9代夫人の創案という。紙入れ・ハンドバッグなどに用いる。
さがのせき‐はんとう【佐賀関半島】
大分県東部の、西に別府湾、東に臼杵(うすき)湾を分ける半島。豊予海峡を隔てて四国の佐田岬半島と対する。
さが‐の‐らん【佐賀の乱】
明治7年(1874)江藤新平・島義勇らが、明治政府の開化政策に反対する佐賀の不平士族とともに兵を挙げた事件。敗れた江藤・島はさらし首に処せられた。
さが‐ハイマット【SAGAHIMAT】
《SAGA Heavy Ion Medical Accelerator in Tosu》「重粒子線がん治療センター」の愛称。
さがわくんからのてがみ【佐川君からの手紙】
唐十郎の小説。昭和56年(1981)、パリで起きた殺人・人肉食事件の犯人である日本人男性との手紙のやりとりをまとめた作品。昭和57年(1982)発表。同年、第88回芥川賞受賞。
さき‐りゅうぞう【佐木隆三】
[1937〜2015]小説家。朝鮮の生まれ。本名、小先(こさき)良三。実際の事件・犯罪に取材したニュージャーナリズムの手法による社会派小説を執筆。「復讐するは我にあり」で直木賞受賞。他に「ドキュ...
さく【佐久】
長野県東部の市。佐久盆地の商業中心地。中心は中込(なかごみ)など。岩村田(いわむらだ)はもと内藤氏の城下町、野沢は鯉(こい)の養殖が盛ん。人口10.1万(2010)。
さく‐し【佐久市】
⇒佐久
さく‐だいがく【佐久大学】
長野県佐久市にある私立大学。平成20年(2008)に開設された。看護学部の単科大学。
さく‐ぼんち【佐久盆地】
長野県東部の高原性の盆地。高冷地野菜の栽培が盛ん。佐久平(さくだいら)。