しょ‐し【所思】
心の中で思っている事柄。思うところ。考え。所懐。「ここに—の一端を述べる」
しん‐し【心思】
こころ。思い。考え。「或は—を労し、或は肢体を苦しめて」〈中村訳・西国立志編〉
しん‐し【深思】
[名](スル)深く思うこと。深い考え。「門を出たら、病人に会った。人は病まなければならないかと王子は—した」〈藤村・千曲川のスケッチ〉
じゅく‐し【熟思】
[名](スル)十分に考えをめぐらすこと。深く考えること。熟考。熟慮。「此理を—し、情理の間に得失を考察し」〈織田訳・花柳春話〉
じょう‐し【情思】
思い。心持ち。特に、恋しい思い。恋心。「人耳多くして—を吐露する能わざるを以て」〈織田訳・花柳春話附録〉
じん‐し【尋思】
[名](スル)思いをめぐらすこと。
せい‐し【省思】
[名](スル)物事を振りかえって考えること。「其の事の本末を—して」〈織田訳・花柳春話〉
せい‐し【静思】
[名](スル)静かに思いをめぐらすこと。「自室でひとり—する」
せん‐し【千思】
[名](スル)いろいろ思うこと。また、その思い。「—万慮」
そう‐し【相思】
互いに恋しく思うこと。