かくれざと【かくれ里】
白洲正子による紀行文集。昭和46年(1971)刊行。翌昭和47年(1972)、第24回読売文学賞受賞。
きさらぎ‐こはる【如月小春】
[1956〜2000]劇作家・演出家。東京の生まれ。本名、楫屋正子。劇団「綺畸(きき)」で活動、「ロミオとフリージアのある食卓」で注目される。昭和58年(1983)劇団「NOISE」を設立、都市...
きざき‐さとこ【木崎さと子】
[1939〜 ]小説家。満州の生まれ。本名、原田正子。フランス、アメリカに十数年滞在。帰国後創作を始め、「青桐」で芥川賞受賞。他に「裸足」「沈める寺」「緋の城」など。
こじまのはる【小島の春】
医師、小川正子の手記。ハンセン病患者の施設収容の情景を医師の視点から描く。昭和13年(1938)刊行。昭和15年(1940)、豊田四郎監督により映画化。出演、夏川静江、菅井一郎、杉村春子ほか。第...
しらす【白洲】
姓氏の一。 [補説]「白洲」姓の人物白洲次郎(しらすじろう)白洲正子(しらすまさこ)
しらす‐じろう【白洲次郎】
[1902〜1985]政治家・実業家。兵庫の生まれ。正子の夫。企業役員などを経て、第二次大戦後は吉田茂の側近としてGHQとの折衝などに当たる。昭和23年(1948)貿易庁初代長官、昭和26年(1...
だいかく‐じ【大覚寺】
京都市右京区にある真言宗大覚寺派の大本山。山号は嵯峨山。もと嵯峨天皇の離宮であったが、貞観18年(876)皇女正子が仏寺とした。開山は恒寂法親王。以後代々、法親王が入寺。のち、後嵯峨・亀山上皇に...
のうめん【能面】
白洲正子による随筆集。昭和38年(1963)刊行。翌年、第15回読売文学賞受賞。
まつい‐すまこ【松井須磨子】
[1886〜1919]女優。長野の生まれ。本名、小林正子。文芸協会演劇研究所に入り、「人形の家」のノラで脚光を浴びた。のち島村抱月と芸術座を組織し、「復活」「サロメ」「カルメン」などを主演して人...