さるめん‐かんじゃ【猿面冠者】
猿に似た顔の若者。特に、豊臣秀吉の若いときのあだ名。
猿(さる)も木(き)から落(お)ちる
木登りがじょうずな猿でも時には誤って落ちる。その道にすぐれた者でも、時には失敗することがあるということのたとえ。弘法にも筆の誤り。上手(じょうず)の手から水が漏れる。
さる‐もく【サル目】
⇒霊長類
さる‐ももひき【猿股引】
さるまたの別称。
さる‐やま【猿山】
動物園などで、サルの集団を飼うために作る人工の山。
さる‐りこう【猿利口】
こざかしいこと。「その訴へは己が—といふものなれど」〈黄・桃太郎後日咄〉
さるわか【猿若】
1 初期歌舞伎で、こっけいな物まねや口上の雄弁術などを演じた役柄。道化方(どうけがた)の前身。 2 1を主人公とした歌舞伎狂言または所作事。諸種の演目があったが、中村座の寿狂言として伝わる「...
さるわか‐ざ【猿若座】
⇒中村座(なかむらざ)
さるわか‐ちょう【猿若町】
東京都台東区の地名。現在の浅草6丁目にあたる。中村座・市村座・森田座の歌舞伎劇場三座があった。
サロマ‐こ【サロマ湖】
北海道北東部、オホーツク海沿岸の潟湖(せきこ)。塩湖。日本第3の大湖で、面積151.6平方キロメートル。網走国定公園の一部。 [補説]「佐呂間湖」「猿澗湖」とも書く。