出典:gooニュース
台湾で立法院の権限強める法案通過 野党主導、頼政権に痛手
法案は野党側が優位に立つ立法院の権限強化を狙ったもので、頼清徳(ライチントー)総統の民進党政権にとって痛手となる。今後、民進党が憲法審査などに持ち込む可能性があり、与野党の対立がさらに激化することも予想される。 立法委員(国会議員)を選ぶ1月の立法院選で民進党は51議席しか獲得できず、少数与党となった。
台湾立法院で乱闘騒ぎ 6人病院搬送 “ねじれ議会”での強行採決を少数与党が阻止…採決持ち越しに
台湾では、2024年1月の立法院の選挙で、中国と距離を置く頼清徳次期総統が率いる民進党が少数与党に転落し、中国寄りの国民党が最大野党となり、ねじれ議会となっている。20日には頼新総統の就任式が行われる予定だが、中国との向き合い方に加え、立法院でも厳しい議会運営が予想され、波乱の船出となりそうだ。
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