かわかみ‐はじめ【河上肇】
[1879〜1946]経済学者・社会思想家。山口の生まれ。京大教授。マルクス(主義)経済学の研究・紹介に努め、大学を追われた。のち、日本共産党に入党、検挙されて入獄。著「資本論入門」「経済学大綱...
そう‐じょう【僧肇】
[374〜414]中国東晋の僧。長安の人。鳩摩羅什(くまらじゅう)の門下で、仏典漢訳を助け、理解第一と称された。著「宝蔵論」「肇論」など。
ちょう【肇】
[人名用漢字] [音]チョウ(テウ)(漢) [訓]はじめる 開始する。はじめる。「肇国」 [名のり]ただ・ただし・とし・はじめ・こと・なが・はじむ・はつ
とがえり‐はじめ【十返肇】
[1914〜1963]小説家・文芸評論家。香川の生まれ。本名、一(はじめ)。昭和16年(1941)、評論集「時代の作家」を出版し文芸評論家として注目される。戦後は文壇通として軽妙な文芸評論を残す...