せん【銭】
1 貨幣の単位。円の100分の1。 2 昔の貨幣の単位。貫の1000分の1。文(もん)。
せん【銭〔錢〕】
[音]セン(漢) [訓]ぜに [学習漢字]6年 〈セン〉 1 ぜに。かね。「銭湯/悪銭・金銭・古銭・口銭・賽銭(さいせん)・借銭・鋳銭・銅銭・米銭・連銭(れんぜん)」 2 貨幣の単位。円の一〇...
せん‐か【銭貨/泉貨】
ぜに。かね。金銭。
せん‐がくしん【銭学森】
[1911〜2009]中国の科学者。浙江(せっこう)省杭州(こうしゅう)の人。カリフォルニア工科大学に留学し、ロケット工学の博士号を取得。のちに同大教授となる。帰国後は中国科学院力学研究所長など...
せん‐けんえき【銭謙益】
[1582〜1664]中国、明末清初の学者・詩人。常熟(江蘇省)の人。字(あざな)は受之(じゅし)。号は牧斎。明・清2朝に仕えたことで批判された。明代の古文辞派などを批判し、詩のもつ気高い趣を重...
せん‐げんどう【銭玄同】
[1887〜1939]中国の言語学者。本名、銭夏。浙江省呉興の人。日本に留学し、章炳麟(しょうへいりん)に師事。帰国後は国立北京高等師範などで教える。五・四文化革命に参加し、胡適らと「新青年」を...
せん‐しゅんきょ【銭舜挙】
⇒銭選(せんせん)
せん‐せん【銭選】
中国、宋末・元初の画家。呉興(浙江(せっこう)省)の人。字は舜挙(しゅんきょ)。号、玉潭(ぎょくたん)・霅川翁(とうせんおう)など。宋滅亡後、遺民画家として北宋院体画風の復興をめざした。山水・花...
せん‐そう【銭荘】
中国で、明代から清代にかけて行われた小規模な金融機関。近代銀行制度の導入とともに衰亡。
せん‐たいきん【銭大昕】
[1728〜1804]中国、清の考証学者。嘉定(江蘇省)の人。字(あざな)は暁徴・辛楣(しんび)。号、竹汀(ちくてい)。恵棟の影響を受け、史学の考証にすぐれた。著「十駕斎養新録」「潜研堂文集」「...