いり‐なべ【煎り鍋/炒り鍋】
1 肉・野菜などを煎りつけるのに使う浅い鉄鍋。 2 米・豆などを煎りつけるのに使う浅い土鍋。焙烙(ほうろく)。
お‐なべ【御鍋】
1 「鍋」の美化語。 2 《近世の文芸作品に下女の名としてしばしば用いられたところから》下女をいう俗語。
おやこ‐なべ【親子鍋】
鶏肉と鶏卵とを一緒に鍋で煮た料理。
かいせん‐なべ【海鮮鍋】
魚や貝類を主に、白菜・大根・ニンジン・キノコ類・豆腐などを入れた鍋料理。
かき‐なべ【牡蠣鍋】
カキと野菜などを、味噌味などの汁で煮る鍋料理。《季 冬》
かたて‐なべ【片手鍋】
長い柄が片側にだけついている鍋。
かも‐なべ【鴨鍋】
鴨の肉に、ネギ・セリ・焼き豆腐・シイタケなどを加え、煮ながら食べる鍋料理。
かん‐なべ【燗鍋】
酒を温めるための鍋。多くは銅製で、つるやつぎ口がついている。
ぎゅう‐なべ【牛鍋】
牛肉をネギ・豆腐などとともに鉄鍋で煮ながら食べる料理。主に関東でいい、明治の文明開化期に流行した。牛肉鍋。《季 冬》
くすり‐なべ【薬鍋】
薬を煎(せん)じるのに用いる鍋。