[副](スル)
  1. 目を離さないで一心に見つめるさま。じっと。「我が子の寝顔を—と見つめる」

  1. なかなか寝つけずにいるさま。また、寝つけないまま、しきりにまばたきをするさま。

    1. 「目は冴えて、—して居たが」〈鏡花高野聖

  1. 気遅れして、はっきりした言動がとれないでいるさま。もじもじ。

    1. 「豊崎が元気を殺 (そ) がれて—としているを見」〈魯庵社会百面相

  1. 物に動じないで平然としているさま。しゃあしゃあ。ぬけぬけ。

    1. 「その美しいしやっ面 (つら) で—と嘘 (うそ) をぬかすか」〈人・梅児誉美・後〉

出典:青空文庫

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