出典:gooニュース
債務者使い貸付金回収=複雑に資金移動、秘匿アプリも―旧五菱会関係者のヤミ金事件・警視庁
さらに別の口座に資金移動させた後、債務者にATMから引き出させていた。 引き出した現金は、債務者の自宅や東京都内のコインロッカーに一時保管させた。さらに別の債務者を使って違うコインロッカーに移動させ、針谷容疑者が自ら出向いて回収していた。 口座や債務者は「道具屋」と呼ばれる名簿販売業者を通じて調達していた。
ヤミ金、2000年代に問題化 多重債務者狙い、ピーク時は約1000店
針谷容疑者は以前加わっていた旧五菱会系のヤミ金融は2000年代初頭、不景気で生活に困窮した多重債務者らを狙い、次々と別の業者を紹介して借金を重ねさせる手口で問題となった。 ピーク時は約1000の「金融店」があり、就職情報誌を通じて従業員を募集。捜査関係者によると、針谷容疑者はそういった従業員の一人で、20代だった当時は取り立て業務などを担っていたとみられる。
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