出典:gooニュース
島根原子力発電所1号機の廃炉完了 2045年から2049年へ4年先送り(島根・松江市)
松江市鹿島町の島根原子力発電所について、1号機の廃炉の時期を4年遅らせる中国電力の計画が、17日に国の原子力規制委に認可されました。 青森県にある使用済み核燃料の再処理工場の完成が遅れていることを受けた変更で、これで1号機の廃炉完了は、当初の2045年度から新たに2049年度へと正式に先送りされました。
“廃炉の本丸”デブリ取り出しへ前進 福島第一原発、原子炉格納容器につながる穴の堆積物除去完了
福島第一原発では、強い放射線を出す燃料デブリを格納容器から取り出し、安全に保管することが“廃炉の本丸”とされています。デブリの取り出しは2号機から始まる予定ですが、原子炉圧力容器の下で溶け落ち、冷え固まったデブリにアクセスできる唯一の貫通孔、X6ペネには正体不明の大量の堆積物が詰まっていて、デブリの取り出し作業を阻んでいました。
【廃炉のスケジュールに遅れが出る可能性も…】トラブル相次ぐ福島第一原発 東京電力が手順や安全確認などを点検
点検は、5月中に終える見込みですが、長引いた場合は、廃炉のスケジュールに遅れが出る可能性もあるとしています。
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