出典:gooニュース
岐阜刑務所の受刑者が「身体検査で全裸にされ写真撮影で精神的苦痛」と訴え国に賠償命令 岐阜地裁判決
29日の判決で岐阜地裁は、身体検査について「全裸の状態で身体検査を実施する必要性が認められない」と認定しました。
岐阜刑務所の全裸身体検査は違法 国に賠償命令、地裁
岐阜刑務所(岐阜市)に服役中の男性が、全裸での身体検査などで精神的苦痛を被ったとして、国に約177万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、岐阜地裁(松田敦子裁判長)は29日、違法性を認め、約47万円の支払いを命じた。 松田裁判長は判決理由で、扉を開け通路を通る職員らの目に触れる可能性のある状況で、全裸にして股間付近や尻にまで検査範囲を広げ撮影したと指摘。
全裸身体検査、岐阜刑務所で受刑者股間や尻まで撮影「不必要で不合理」国に賠償命令 地裁判決
判決などによると、男性は別の受刑者とのトラブルから2020年10月、暴行を受けた箇所の特定などを理由に身体検査を受け、21年2月から約3カ月間、カメラ室での収容、物品制限といった違法な措置を受けた。 岐阜刑務所は「判決内容を精査し、関係機関と協議した上で適切に対応する」とコメントした。
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