出典:gooニュース
佳子さま ギリシャで写楽の肉筆画ご覧に 訪問日程終え帰国の途に
その後、佳子さまは、美術館が所蔵する江戸時代の浮世絵師、写楽が18世紀に描いた肉筆画をご覧になり、「すごく大切に保存して下さっているものを見ることができて、とてもうれしく思います」などと感想を述べられました。 美術館を出発する前に、沿道に集まった観光客らと触れ合われるひとこまも見られました。
海を渡った写楽の〝幻の肉筆画〟 佳子さまご訪問、ケルキラ島の美術館に
特に貴重とされるのが、東洲斎写楽の肉筆画だ。寛政6(1794)年5月から、わずか約10カ月の短期間に浮世絵などを制作したとされる写楽。美術館にある縦17・4センチ、横46・6センチの扇形の浮世絵は、歌舞伎の演目「仮名手本忠臣蔵」の一場面が描かれており、制作は寛政7年ごろ。すでに「引退」していた写楽が、歌舞伎ファンの依頼で特別に制作したものとみられる。
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