1. ひとつ。

    1. 「ここに—の秘法を案出致し候 (そろ) 」〈漱石吾輩は猫である

  1. 同じこと。まとまっていること。「軌を—にする」「心を—にする」

  1. 一方。あるもの。別なもの。「—は甘く、—は苦い」

  1. (「いつに」の形で副詞的に用いて)もっぱら。ひとえに。「成否は—に現在努力にかかっている」

  1. ご。いつつ。声を出して数えるときの語。「—、む、なな、や」

  1. ご。いつつ。名詞の上に付いて用いる。「—文字」「—柱」

(「いつの」の形で、またはそのまま体言に続けて用いられる)

  1. 斎 (い) み清めたこと。神聖なこと。

    1. 「—幣 (ぬさ) の緒結び」〈祝詞・出雲国造神賀詞〉

  1. 勢いの激しいこと。威力強烈なこと。

    1. 「—の男建 (をたけび) ふみ建 (たけ) びて」〈・上〉

[代]不定称の指示代名詞。
  1. 時に関して、不定・疑問の意を表す。「—いかなる時も」「—来るのだろう」

  1. いつもの時。平常。「—の年よりも初雪が降るのが早かった」

[動タ下二]いてる」の文語形。

〈一〉⇒いち

〈壱〉⇒いち

おつ

出典:gooニュース

出典:青空文庫

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