1. 仏語。仏・菩薩 (ぼさつ) などに会い教えを聞く縁があること。「—の衆生 (しゅじょう) 」⇔無縁

  1. 互いにかかわりのあること。地縁・血縁など、深い関係があること。⇔無縁

    1. 「この家に—のあるものにわかち与えて貰いたいと」〈円地女坂

《「烏」「焉」は、字形が似ていて誤りやすいところから》文字の誤り。写し誤り。魯魚焉馬 (ろぎょえんば) 。

[補説]「馬」を加えて「烏焉馬 (うえんば) 」ともいう。
[形動][文][ナリ]道路などが曲がりくねって目的地までなかなか到達できないの意から》
  1. まわりくどいさま。また、そのため、実際の用に向かないさま。「—な方法

  1. 世の中の動きに疎いさま。

    1. 「このご時勢にもう漢文を学ぶ—な青少年もいないから」〈佐藤春夫晶子曼陀羅

出典:青空文庫

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