《「おいみ」の音変化》

  1. 大嘗祭 (だいじょうさい) 新嘗祭 (しんじょうさい) などの大祭に、官人が行った厳しい斎戒。小忌衣 (おみごろも) を着用する。

  1. 小忌衣 (おみごろも) 」の略。

  1. 小忌人 (おみびと) 」の略。

  1. 主君に仕える人。臣下

  1. 姓 (かばね) の一。古代有力豪族に与えられた、連 (むらじ) と並ぶ最も高い家柄天武天皇八色 (やくさ) の姓では第六位。

古代姓 (かばね) の一。渡来人に多い。

《「おうみ」の音変化》麻 (お) を細く裂いて、より合わせて糸にすること。また、それを職とする人。

「打麻 (うちそ) やし—の子ら」〈・三七九一〉

[代]二人称の人代名詞。対等またはそれに近い相手に用いる。あなた。
  • 「番頭、これ、—はいろいろの事をいふの」〈滑・浮世風呂・前〉
[接頭]名詞に付いて、尊敬の意を表す。「—足」「—ぐし」
[補説]「おおみ(大御)」の音変化したものとする説や、尊敬の接頭語「み」の上にさらに「お」を重ねたものとする説がある。母音で始まる語の上に付く場合が多い。

出典:青空文庫

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