1. 小さい文字。細かい文字。

  1. 幼時の呼び名。幼名。

取るにたりない事柄。ささいな事柄。「大事の前の—」

狭い道。こみち。こうじ。

  1. 幼少のころ。幼時

    1. 「予は—より予が従妹たる今の本多子爵夫人…を愛したり」〈芥川開化殺人

  1. しばらくの間。暫時 (ざんじ) 。副詞的にも用いる。「—も忘れることがない」

鎌倉初期、土御門 (つちみかど) 天皇の時の年号。1199年4月27日〜1201年2月13日。

一時零分零秒のように分や秒の端数のつかない時刻。「毎—発の特急電車」

《「しょうし」とも》

  1. 生きることと死ぬこと。生と死。「—を共にする」

  1. 仏語。衆生 (しゅじょう) が生まれては死に、死んでは生まれる苦しみ・迷いの世界輪廻 (りんね) 。

  1. 死ぬこと。死。

    1. 「—の到来ただ今にもやあらん」〈徒然・四一〉

昔、宮中などで用いた腰掛け。板に脚をつけた机のような形で、寄りかかりがなく、敷物を敷いて使用した。

[名](スル)よく似ていること。酷似

《「しょうし」とも》

  1. 明治・大正時代の、宮中女官の最高の官名。

  1. ないしのかみ(尚侍)

[名](スル)あきらかに示すこと。明示
  1. degauss交流電流や熱などによって、磁性体磁化を消し去ること。特に、強磁性体の残留磁気を消すこと。CRTディスプレーやテレビのブラウン管で、地磁気や周囲にあるスピーカーなどの影響を取り去る機能もさす。デガウス。

  1. 磁気テープやハードディスクなどに書き込まれたデータを消すこと。

  1. 商業商売に関する事柄

  1. 商法によって規定されるべき事項

  1. 商事会社」の略。

《「しょうし」とも》

  1. あまり見られぬほどすばらしいこと。

    1. 「ことがらも希代の—にてありき」〈後鳥羽院御口伝

  1. 異常な出来事。

    1. 「この事、天下 (てんが) においてことなる—なれば、公卿僉議 (せんぎ) あり」〈平家・一〉

  1. 明治以後の宮中女官の階級の一。明治2年(1869)10月12日、四人を置くことを定めた。

  1. ないしのじょう(掌侍)

女性あての手紙脇付 (わきづけ) に用いる語。

功績を褒めたたえる言葉。頌詞

しょうじん」の撥音の無表記。

「長き—も始めたる人、山寺にこもれり」〈かげろふ・中〉

  1. 室内の仕切りや外気を防ぐのに用いる建具総称明かり障子ついたてふすまなど。近年は、格子に組んだ木の枠に白紙を張った明かり障子をいう。そうじ。 冬》「あさがほの枯蔓うつる—かな/万太郎

  1. 鼻中隔 (びちゅうかく) 俗称。鼻の二つの穴の間の仕切り。

褒め言葉。賞詞。「—を贈る」

しばらくの間。ちょっとの間。暫時 (ざんじ) 。副詞的にも用いる。

「—樹林の傍に駐屯せし中」〈竜渓経国美談

[名](スル)山などが高くそびえたつこと。「—する峻峰」

出典:青空文庫

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