《「てご」とも》

  1. 父母の手に抱かれる子。赤子。

    1. 「音 (ね) をそ泣きつる—にあらなくに」〈・三四八五〉

  1. 少女。おとめ。

    1. 「人皆の言は絶ゆとも埴科 (はにしな) の石井の—が言な絶えそね」〈・三三九八〉

  1. 棒の途中に置いた支点中心に棒が自由回転して、小さい力を大きな力に、小さい動きを大きな動きに変える仕組み。また、その棒。重い物を動かすときや鋏 (はさみ) ・滑車などに応用槓杆 (こうかん) 。レバー。

  1. ある大きな目的達成するための、比較的小さくても強力な手段。「減税を消費拡大の—にする」

  1. 手子の衆 (しゅ) 」に同じ。

出典:青空文庫

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