ろうどうあんぜんえいせいほう【労働安全衛生法】
労働者の安全と健康を確保し、快適な職場環境の形成を促進することを目的として定められた法律。労働災害を防止するため、危害防止基準を確立するとともに、安全管理者・衛生管理者などの設置や資格の取得や技能講習の実施などの総合的な対策を計画的に推進することを事業者に求めている。昭和47年(1972)制定。安衛法。
ろうどういいんかい【労働委員会】
労働争議の調整や不当労働行為の審査などを行う行政委員会。労働者・使用者・公益を代表する委員からなり、中央労働委員会と都道府県労働委員会がある。 [補説]かつては船員のための船員労働委員会が存在したが平成20年(2008)廃止。業務は中央労働委員会・都道府県労働委員会に移管された。
ろうどういどう【労働移動】
産業間、地域間、職業間における労働者の移動。
出典:青空文庫
・・・「僕は筋肉労働者ですが、C先生から先生に紹介状を貰いましたから」・・・ 芥川竜之介「子供の病気」
・・・一日働き暮すとさすが労働に慣れ切った農民たちも、眼の廻るようなこ・・・ 有島武郎「カインの末裔」
・・・減じ自分が二人だけの労働をすれば、何の苦労も心配もいらぬ事だ。今・・・ 伊藤左千夫「水害雑録」