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一体分身の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

一つの物事をもとにして、そこから分かれ出たいくつかの物事。一つのものからいくつかに分かれること。また仏教で、諸仏菩薩しょぶつぼさつが衆生しゅじょうを救うために、さまざまに化身して出現すること。▽後者は「いったいふんじん」とも読む。

一体分身の解説 - 学研 四字熟語辞典

仏教のことばで、本来、一つの身体である仏が、世の人々を救い悟りを得させるために、仮に種々の姿になって現れること。転じて、一つの物事をもとにして、いくつかの物事が分かれでること。
注記
「いったいふんじん」とも読む。
用例
およそ相愛あいあいする二ツの心は、一体分身で孤立する者でもなく、又仕ようとして出来るものでもない。〈二葉亭四迷・浮雲〉

一体分身の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

《「いったいふんじん」とも》一体の神仏が、衆生救済のためさまざまな姿をかりて現れること。また、その神仏。

「仏氏の説に—とかいふなるは、我と彼との事なり」〈折たく柴の記・中〉

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