出典:gooニュース
まるで古墳時代の「住宅展示場」 国内最大・最古など60棟分の家形埴輪を展示
家形埴輪は、古墳時代の4~6世紀を通じて全国の古墳にみられ、形象埴輪の中で最も重要とされる。古墳の頂上部に置かれることが多いため、死者の魂が宿る場所との説や、権威のシンボルといわれる。ただし、大型で壊れやすいため完全な形で残ることは少ない。特別展では、時期ごとに並べて形や製作技法の変遷を分かりやすく紹介。
古墳時代の囲炉裏跡、はぎ取り保存 町役場や図書館で一般公開
鳥取県湯梨浜町の砂丘地に広がる長瀬高浜遺跡で昨年、古墳時代初めごろ(約1700年前)の竪穴建物跡から、国内でも珍しい囲炉裏跡が見つかった。県教育文化財団は遺構をそのままはぎ取って保存処理し、町内で一般公開している。 長瀬高浜遺跡は1974(昭和49)年に発見され、その後の発掘調査で古墳時代の集落跡や墳墓、鎌倉~室町時代ごろの畑跡などさまざまな時代の遺構が数多く見つかった。
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