出典:gooニュース
国連「専門家パネル」任期切れ 北朝鮮制裁の監視が弱体化
【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会で約15年にわたり北朝鮮に対する制裁の実施状況を監視してきた「専門家パネル」(定員8人)の任期が4月30日で終了した。ウクライナ侵攻後、北朝鮮と軍事協力を深める常任理事国ロシアが3月28日、任期延長を求めた決議案に拒否権を行使したためだ。日米韓は代替案を模索するが難航しており、北朝鮮の核・ミサイル開発への監視が弱まることが懸念されている。
ウクライナ着弾ミサイルは北朝鮮製 国連専門家が「最後」の報告
米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は、国連総会の下での活動▽国連事務総長が関与する監視体制▽シンクタンクなど国連の枠外の機能を活用――の三つの案を選択肢として挙げている。【ニューヨーク八田浩輔】
ラファ攻撃「目前」、国連が阻止訴え
Michelle Nichols[国連 30日 ロイター] - 国連は30日、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ最南部ラファへの攻撃が「目前に迫っている」と警告し、「ラファでの地上作戦は言語に絶する悲劇にほかならない」とする声明を出した。グテレス事務総長はまた、イスラエルに影響力を持つ国々にラファ攻撃阻止へ全力を尽くすよう訴えた。
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