出典:gooニュース
琴桜の孫VS大鵬の孫 ともに埼玉栄高相撲部出身 対決制した琴桜「先生への恩返しにもなる」
対する王鵬は父が元関脇・貴闘力で祖父が元横綱・大鵬。22年初場所の初対戦で注目を集めた時は、ともにまだ平幕下位だった。あれから2年半、4度目の対戦で初めて結びで顔を合わせた。「これからも当たっていくし当たり前になってくると思う」。埼玉栄高相撲部の寮で中高6年間を過ごした者同士で「上位で戦えるのは学校や先生への恩返しにもなる」と特別な思いもあった。
【伝説の8番】大鵬の現役引退 貴ノ花との土俵際の攻防で尻もちついて黒星「5日目は鬼門なんだ」…1971年夏場所(中)
1971年5月場所5日目、昭和の大横綱・大鵬と「角界のプリンス」小結・貴ノ花の、注目の結びの一番。立ち合い、ぶつかったあと、貴ノ花が引いたところを、大鵬が押し込む。貴ノ花は土俵際でこらえて、逆襲。深く右上手を取って出ていく。大鵬は左のすくい投げ。貴ノ花は右外掛けで必死にこらえる。土俵際で貴ノ花の上手投げと、大鵬のすくい投げの打ち合い。一瞬、動きが止まったように見えた。
【伝説の8番】大鵬の現役引退 栃富士に押し倒されて初日黒星 館内どよめき「全く知らないうちに負けてしまったよ」…1971年夏場所(上)
がっぷり左四つから、貴ノ花が大鵬の上手を切ると同時に、右から上手投げ。大鵬は大きく泳ぎ、東土俵につまった。貴ノ花は懸命に寄り立てたが、大鵬は土俵を割らない。大鵬は逆に寄り返しながら押しつぶすように、左からのすくい投げ。この時、貴ノ花は左ひざを負傷。6日目から休場することになった。 本紙評論家だった玉の海梅吉さんは「何とも形容しがたい壮絶たる一戦だった。
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