てんねんりん【天然林】
植林によらず、自然に生育した森林。⇔人工林。
てんねんほうしゃのう【天然放射能】
自然界に存在する天然放射性元素がα (アルファ) 線・β (ベータ) 線・γ (ガンマ) 線などの放射線を出す性質。自然放射能。
てんねんこうぶんし【天然高分子】
天然に産出する高分子化合物。セルロースやたんぱく質など。
てんねんぶつかがく【天然物化学】
生物が産生する物質を対象とする化学の一分野。天然の有機化合物の単離や合成、生命現象との関わりについての研究を指す。天然物有機化学。
てんねんせき【天然石】
⇒自然石
てんねんゆうきかごうぶつ【天然有機化合物】
自然界に存在する有機化合物。動植物の生体で産するもののほか、生物の遺物に由来する石炭や石油も含まれる。
てんねんほしつせいぶん【天然保湿成分】
⇒エヌ‐エム‐エフ(NMF)
てんねんしぜん【天然自然】
《同じ意味の語を重ねて強調したもの》 1 人為によらないで存在するものや現象。「—の美」 2 (副詞的に用いて)物事がおのずから起こるさま。ひとりでに。「—自分を開放してしまった」〈漱石・明暗〉
てんねんすい【天然水】
蒸留などの加工をしていない、自然のままの水。天然にある水。
てんねんソーダ【天然ソーダ】
天然に産する炭酸塩鉱物の総称。炭酸ナトリウムの水和物と炭酸水素ナトリウムを主成分とするナトロン、セスキ炭酸ナトリウムからなるトロナなど。アフリカ、北米、中国、インドなどで産出する。