日米安全保障体制を円滑かつ効果的に運用するために日米両国が行う協力の基本的な枠組みや方向性について示した文書。日米防衛指針。日米ガイドライン。ガイドライン。
[補説]旧
ソ連による
侵略を
想定して
昭和53年(1978)に
策定されたが、ソ連の
崩壊や
冷戦の
終結による
情勢の変化を受けて
平成9年(1997)に
改定。
平時・日本
有事・
周辺事態の各ケースにおける役割分担を
規定した。その後、
国際テロや
大量破壊兵器の
拡散など、安全保障問題のグローバル化を受けて、
平成27年(2015)に再度改定され、
平時から緊急事態まで切れ目のない安全保障体制の
確保、
宇宙・
サイバー空間における
協力などが盛り込まれた。