本木（もとき）とは？意味・読み方・使い方

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もと‐き【本木】
の解説

１木の根もとの部分。⇔末木 (うらき) 。
1. 「その伽羅に—と末木との二つありて」〈鴎外・興津弥五右衛門の遺書〉

２作品などを構想する中心となる材料。
1. 「昔物語などの、一興ある事を、—にとりなして事をする」〈習道書〉

３以前に関係のあった者。前夫・前妻や前に情交のあった者など。
1. 「—を捨つる心にもあらで」〈人・辰巳園・初〉

もとき【本木】
の解説

姓氏の一。

[補説]「本木」姓の人物
本木庄左衛門 (もときしょうざえもん)
本木昌造 (もときしょうぞう)
本木良永 (もときよしなが)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

本木の例文(3)

出典：青空文庫

･･･を買いに行ったとき、本木を買うか末木を買うかという口論から、本木･･･宮本百合子「鴎外・芥川・菊池の歴史小説」
･･･然るところその伽羅に本木と末木との二つありて、はるばる仙台より差･･･森鴎外「興津弥五右衛門の遺書」
･･･然るところその伽羅に本木と末木との二つありて、はるばる仙台より差･･･森鴎外「興津弥五右衛門の遺書（初稿）」

本木の前後の言葉

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