出典:gooニュース
極右の欧州議会議員を収賄疑いで予備捜査 独検察
【AFP=時事】ドイツ連邦検察庁は24日、ロシアと中国から資金を受け取っていた疑いで、反移民を掲げる極右政党「ドイツのための選択肢」に所属する欧州議会議員に対する予備的な捜査に着手したことを明らかにした。 この議員はマクシミリアン・クラー議員で、欧州議会選挙の有力候補。同議員のスタッフも22日、中国の情報機関のためにスパイ活動をしていた疑いで逮捕されたばかり。
中国に情報渡した“欧州議会議員スタッフの男”をドイツ当局が拘束 実際は中国の諜報機関の職員
検察の発表によると、拘束された男はドイツ国籍で、長年にわたり中国のスパイとして欧州議会の情報を中国側に提供していたほか、ドイツにいる中国の反体制派の動向を探っていた疑いがあるという。男は、右派政党に所属する欧州議会議員のスタッフとして働いていたが、実際は中国の諜報(ちょうほう)機関の職員だった。
ドイツ、中国スパイ容疑で男拘束 欧州議会議員スタッフ、情報流出疑い
【パリ=板東和正、北京=三塚聖平】ドイツ連邦検察庁は23日、極右政党、ドイツのための選択肢(AfD)に所属する欧州連合(EU)欧州議会議員のスタッフの男をスパイ容疑で拘束したと発表した。欧州議会の情報を繰り返し中国の情報機関に流した疑いがあり、ドイツ政府が警戒を強めている。発表などによると、男は2019年からAfDのクラー欧州議会議員の下で勤務。
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