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《古くは「けわい」。「けはい」は、当て字「気配」に引かれた読み》
1 はっきりとは見えないが、漠然と感じられるようす。「秋の—」「好転の—がみえる」→けわい
2 取引で、市場の景気や相場の状態。きはい。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
けはいね【気配値】
証券取引市場で、売り方・買い方の希望する値段。店頭取引で債券売買の参考値段とする。けはいち。
出典:青空文庫
・・・思い思いに帰ってゆく気配が事務所の方でしていた。冷え切った山の中・・・ 有島武郎「親子」
・・・人の気配をかぎつけると彼れは何んとか身づくろいをしないではいられ・・・ 有島武郎「カインの末裔」
・・・から帰って来たらしい気配がした。 男は口笛を吹いていたが、不意に・・・ 織田作之助「秋深き」
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気配り
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