[名]狩りのときの服。かりぎぬ。
    1. 「秋の野の露わけきたる—葎 (むぐら) しげれる宿にかこつな」〈・手習〉

[枕]「裁つ」「着る」「掛く」「裾」「紐 (ひも) 」の縁から、あるいは乱れたり傷んだりするものであるところから、「乱る」「立つ」「裾野」「日も」などにかかる。
    1. 「—乱れて袖にうつりゆく」〈夫木・一一〉

    2. 「—たち憂き花のかげに来て」〈玉葉集・旅〉

出典:青空文庫

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