よう【用】

の解説

1. １ 必要にこたえる働きのあること。役に立つこと。また、使い道。用途。「—をなさない」「—のなくなった子供服」

1. ２ なすべき仕事。用事。「—を言いつけられる」「急ぎの—で出掛ける」「君に—はない」

1. ３ 大小便をすること。用便。「小—」

1. ４ 費用。入費。ついえ。「家計の—に充てる」

1. ５ 事物の本体に対して、作用。働き。

   1. 「今一身を分かちて二つの—をなす」〈方丈記〉

1. ６ 用言。また、その作用。

   1. 「水辺や又山類の体—は連歌のごとく用ゆべきなり」〈新増犬筑波集〉

1. ７ 体言に格助詞「の」の付いた形で、または用言に助動詞「う」の付いた形で、動作の目的や理由を表す。

   1. 「何の—にかあらむと申す」〈竹取〉

1. ８ 名詞の下に付いて、…のために使用するもの、…が特に使用するもの、…で使用するもの、などの意を表す。「作業—の机」「紳士—セーター」「保存—ディスク」

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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