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跼天蹐地の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

恐れおののいてびくびくすること。ひどく恐れて身の置き所のないこと。また、世間をはばかって暮らすこと。天は高いのに身をかがめ、大地は厚いのに抜き足差し足でそっと歩く意から。▽「跼」は身をかがめて、せぐくまること。「蹐」は抜き足差し足で歩くこと。「跼」は「局」とも書く。「天てんに跼きょくし地に蹐せきす」と訓読する。略して「跼蹐」ともいう。
出典
『詩経しきょう』小雅しょうが正月せいげつ
用例
跼天蹐地して一言吐くにも<榊原芳野編・文芸類纂>

跼天蹐地の解説 - 学研 四字熟語辞典

絶えずおびえてびくびくしているさま。また、肩身を狭くして世間をはばかって暮らすこと。天は高いのに身をかがめ、大地は厚いのに抜き足差し足でそっと歩く意から。
注記
「跼」は、身をかがめる、うずくまる。「蹐」は、音を立てないように抜き足差し足で歩く。出典の「天てんは蓋けだし高たかしと謂うとも、敢あえて跼きょくせずんばあらず、地は蓋けだし厚あつしと謂うとも、敢あえて蹐せきせずんばあらず」による。略して「跼蹐」ともいう。
表記
「跼」は、「局」とも書く。
出典
『詩経しきょう』小雅しょうが・正月せいげつ
用例
今や、跼天蹐地の孤児は漸くに青雲の念燃ゆるが如くなる青年となれり。〈芥川龍之介・木曾義仲論〉

跼天蹐地の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

《高い天の下でからだを縮め、厚い大地の上を抜き足で歩く意》肩身がせまく、世間に気兼ねしながら暮らすこと。ひどくつつしみ恐れること。跼蹐 (きょくせき) 。「—の心境

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