出典:gooニュース
訪中のブリンケン米国務長官、軍事転用可能な製品のロシア輸出中止を要請…王毅外相ら反発か
一連の会談で、軍事転用可能な製品のロシアへの輸出を中止するよう求めた。中国は反発したとみられる。 習氏は会談冒頭、米中両国について「ライバルではなくパートナーであるべきだ。互いに傷つけ合うべきではない」と米側に注文した。ブリンケン氏は、「(米中は)意思疎通の窓口を維持し、強化することに取り組んでいく」と応じ、対話の継続で一致した。 各論では相違が目立った。
先端技術移転、事前報告に 軍事転用防止へ規制強化、経産省
ロシアや中国を念頭に、日本が優位性を持つ分野の技術が軍事転用されたり、流出したりする危険を防ぐ狙いがある。さらに、先端分野でなくても通常兵器への転用が懸念される物品などの輸出規制を強化し、転用可能性の有無を調査するよう求める。 今後、外為法の省令を改正し、悪質な違反には罰則を科す。
軍事転用リスクの高い汎用品の輸出規制を強化、政令改正へ…センサーやモーター
ロシアは無人機や衛星通信装置など多くの汎用品を軍事転用しているとされる。戦局にも大きな影響を及ぼしていると指摘されており、対応を急ぐ必要があると判断した。 規制の柱となる輸出許可申請を巡っては、現在は軍事転用の恐れがあるとして経産相に個別に要請された場合のみが対象となっている。軍事転用の恐れがあるかどうかの調査は、輸出企業の自主性に任されているのが実態だ。
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