出典:gooニュース
ノーラン監督『オッペンハイマー』レビュー。作品が背負った非倫理性と、原爆投下の表象不可能性
『オッペンハイマー』でノーランが継承したのは、歴史に対するそうした語り手のスタンスだった。原爆の製造・開発を目的とする「マンハッタン計画」を牽引したJ・ロバート・オッペンハイマーの半生を描くために、ノーランは、映画の大部分を本人の視点で語るというアプローチを採用したのである。ただし、ノーランはオッペンハイマーの半生を決してシンプルな構造では描かなかった。
『オッペンハイマー』だけじゃない 今年のアカデミー賞に見る戦争の影 米が実感する“緊張”
そんな『オッペンハイマー』と共に、この春、米アカデミー賞受賞作が立て続けに日本公開を迎える。まずは長編ドキュメンタリー賞を受賞し、日本では4/26に緊急公開が決定したウクライナのドキュメンタリー映画『マリウポリの20日間』だ。
小籔千豊「オッペンハイマー」を見ないワケ「日本がひどいことをされて…その映画にお金払いたくない」
お笑いタレント・小籔千豊(50)が21日までに更新されたYouTubeチャンネル「ざっくりYouTube」に出演し、映画「オッペンハイマー」を見ない理由について語る場面があった。 同作は、原爆開発を主導したことから「原爆の父」として知られる米物理学者ロバート・オッペンハイマーの伝記映画。
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