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辞書
しん‐ぷく【心腹】
1 胸と腹。 2 胸のうち。心中。胸中。「—を探る」 3 心から頼りにすること。また、その人。腹心。「昧者(まいしゃ)の—となって牛馬が活動し得るのは」〈漱石・草枕〉
心腹(しんぷく)に落(お)・つ
納得する。腑(ふ)に落ちる。
心腹(しんぷく)の友(とも)
心を許し合った最も親しい友人。
心腹(しんぷく)の病(やまい)
《「春秋左氏伝」哀公一一年から》胸や腹の治しにくい病気。除きにくい敵のたとえ。
心腹(しんぷく)を輸写(ゆしゃ)す
《「漢書」趙広漢伝から》心中をすべて打ち明ける。
しんぷくのしつ【心腹之疾】
心臓や内臓に起こる治りにくい病気のこと。転じて、とり除くことや、打ち破ることが難しい敵や障害のこと。