らくよう【洛陽】
中国河南省北西部の都市。洛河北岸にある。西周時代に都として建設され洛邑(らくゆう)とよばれ、漢代に改称、北魏・晋・隋・後梁・後唐などの首都。唐代には長安に対して東都とよばれ、経済・文化の中心と...
らくようがらんき【洛陽伽藍記】
中国の記録書。5巻。東魏(とうぎ)の楊衒之(ようげんし)著。北魏の都洛陽の荒廃のさまを、諸大寺の状況や伝聞などを中心に記したもの。
らくようでんがくき【洛陽田楽記】
平安後期の記録書。1巻。大江匡房(おおえのまさふさ)著。永長元年(1096)京都で流行した田楽を漢文体で記録したもので、田楽史上貴重な資料。
洛陽(らくよう)の紙価(しか)を高(たか)める
《晋の左思が三都賦(さんとのふ)を作った時、これを写す人が多く、洛陽では紙の値が高くなったという、「晋書」文苑伝にある故事から》著書の評判がよくて売れ行きのよいことのたとえ。 [補説]「市価を高...