か‐ぎゅう【蝸牛】
1 かたつむり。 2 内耳の一部で、カタツムリの殻状をした聴覚にたずさわる器官。基底膜などによって三つに仕切られ、人間で2回転半ほど巻き、中は内リンパで満たされている。底部は内耳道に面し、伝わっ...
かぎゅう【蝸牛】
狂言。やぶへかたつむりを取りに行かされた太郎冠者は、山伏をかたつむりと思い込み、連れ帰ろうとして山伏になぶられる。
かぎゅう‐かく【蝸牛殻】
⇒蝸牛2
蝸牛(かぎゅう)角上(かくじょう)の争(あらそ)い
《「荘子」則陽の、かたつむりの左の角(つの)にある国と右の角にある国とが争ったという寓話から》小さな者同士の争い。つまらないことにこだわった争い。蝸角(かかく)の争い。
かぎゅう‐かん【蝸牛管】
内耳の蝸牛内にある膜迷路の一部。中は内リンパで満たされる。渦巻き細管。
かぎゅう【×蝸牛】
⇒かたつむり(蝸牛)蝸牛の歩みa snail's pace; a very slow pace蝸牛角上の争いpetty strife; squabbling; a petty dispute
かたつむり【×蝸▲牛】
a snailかたつむりの殻the shell of a snail食用かたつむりan edible snail/an escargot
かぎゅうかくじょうのあらそい【蝸牛角上の争い】
petty strife; squabbling; a petty dispute
かぎゅうのあゆみ【蝸牛の歩み】
a snail's pace; a very slow pace