し‐だい【進退】
《「しんだい」の撥音の無表記》自由にすること。思いどおりにすること。「もとより、—ならぬ人の御ことなれば」〈源・真木柱〉
しん‐たい【進退】
[名](スル)《古くは「しんだい」とも》 1 進むことと退くこと。動くこと。「常人の情は兎角世の風潮に従いて—する者にて」〈西村茂樹・日本道徳論〉 2 身を動かすこと。立ち居振る舞い。「挙止—」...
しんたい‐うかがい【進退伺(い)】
職務上過失があったとき、本人が責任を負って身の去就について上司の処置を仰ぐこと。また、そのために差し出す文書。
進退(しんたい)維(これ)谷(きわ)まる
《「詩経」大雅・桑柔から》前に進むことも後ろへ退くこともできなくなる。どうすることもできない状態に陥る。苦境に立つ。
しんたい‐りょうなん【進退両難】
進むことも退くこともできない困難な状態。