りゅう‐もん【竜紋/竜文/竜門/流紋】
1 想像上の動物である竜をかたどった文様。 2 太い糸で平織りにした絹織物。織り目は斜めで地は厚い。江戸時代には袴(はかま)や帯地などに用いた。
りゅうもん【竜門】
中国、河南省洛陽の南の地。伊河を挟んで東西に対峙する山が門を思わせる。竜門石窟(せっくつ)がある。伊闕(いけつ)。 中国、黄河中流の急流。山西省河津と陝西(せんせい)省韓城との境付近にある。...
竜門(りゅうもん)原上(げんじょう)の土(つち)に骨(ほね)を埋(うず)むとも名(な)を埋(う)めず
《白居易「題故元少尹集」から。元宗簡の遺文の序として述べた句で、肉体は竜門に葬られたが、書き残した遺文30巻は立派なものなので、その名声は後世に残るという意》死後に立派な名を残すこと。
りゅうもん‐さんち【竜門山地】
奈良県中部、奈良盆地と吉野川流域の間に広がる山地。最高峰は竜門岳(標高904メートル)で、ほかに御破裂(ごはれつ)山(標高618メートル)・高取山(標高583メートル)などの山々がある。南は中央...
りゅうもん‐じ【竜門寺】
秋田県由利本荘市にある曹洞宗の寺。山号は、禅勝山。開創は元中9=明徳3年(1392)。開山は青岑珠鷹。開基は岩城朝義。亀田藩岩城氏の菩提寺。