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- 「質の高い伝わる文章を書きたい」
- 「ライティングの時間を短縮したい」
ライティングしていると、このように感じることはよくありますよね。
そのような方におすすめなのが、ライティングツールの活用です。
この記事では、ライティングツールのメリットや種類を解説します。
また、おすすめのライティングツールもご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
ライティングツールを使う4つのメリット
まずは、なぜライティングツールの活用をおすすめするのかメリットを4つご紹介します。
文章を効率的に書ける
ライティングツールとは、その名の通り「ライティング(書くこと)」に特化したツールです。
このあと具体的にご紹介しますが、ライティングツールには文章の校正をサポートしたり、文章のコピペ(盗作)の有無をチェックしたりといろいろな用途のものが存在しています。
これまで手作業でしていた校正のような作業の一部を、ツールが代わりにしてくれるわけです。
ライティングツールを上手に活用できれば、文章を効率的に書くことができます。
文章の質を高められる
効率的に書けるだけでなく、ライティングツールは文章の質を高めるのにも役立ちます。
たとえば、校正機能のあるツールを使えば文法や単語のミスを検出してくれますし、日本語難易度をチェックするツールを使えば読者層に適した文章レベルに調整することが可能です。
もちろん、手作業でもできることですが、精度を求めるのなら一定のスキルが欠かせません。
その点、ライティングツールを活用すれば、誰でもすぐ質の高い文章を書くことができます。
読者に意図が伝わる文章が書ける
質の高い文章が書けるということは、読者に意図が伝わる文章が書けているということです。
文章に誤字脱字や表記のゆれ、難読語などがあると、読者が読みづらく感じてしまうばかりか、ときには筆者の意図が誤解されて読者に不利益をもたらすことさえあります。
読者とのコミュニケーションのずれは、筆者の信頼を大きく損ねるリスクがあるのです。
人の目だけでなく、ライティングツールで二重、三重にチェックすることは重要と言えます。
筆者のスキルアップにもつながる
ライティングツールを活用していると、自然と筆者のスキルアップにもつながるでしょう。
前述の通り、ライティングツールには文章の校正をサポートしてくれるものや、日本語難易度をチェックしてくれるものなど文章の質を高めるさまざまな用途のツールが存在しています。
伝わる文章とは何か、読みやすい文章とは何かをツールが教えてくれるわけです。
ツールに指摘された箇所を一つずつ直すことが、ライティングの練習にもつながります。
ライティングに役立つ5つのツール
次に、ライティングツールにどのようなものがあるのか、主な5つをご紹介します。
文章作成ツール
文章を書いたり、データを保存したりできるライティングには必須のツールです。
文字のフォントや太さ、色、表などの装飾を加えられるものが一般的で、ツールによっては作業画面の背景や機能の配置を自分好みにカスタマイズできるものもあります。
ただ、企業から依頼されて書くような場合では、装飾やファイル形式が指定されていることも多いので、文章作成ツールは納品形式に対応できるものを選ぶといいでしょう。
文章校正ツール
文章の校正作業をサポートしてくれるライティングツールです。
誤字脱字や重複表現、表記のゆれなどをチェックし、修正案を提案してくれるツールで、中には用語や表現を個別に登録して校正の精度をカスタマイズできるものもあります。
人の目だけでチェックしていると時間がかかりますし、ミスの見落としもあるものです。
その点、文章校正ツールであれば短時間かつ高い精度で文章のミスを見つけてくれます。
コピペチェックツール
文章のコピー&ペースト(盗作されたものか)をチェックするライティングツールです。
紙媒体であれWebであれ、ほかの方が書いた文章をそのままコピペするのはご法度です。
とくにWebライティングでは既存のコンテンツと内容が似ていると、検索エンジンからコピペと判断され、検索結果の評価が著しく下がることがあります。
あまりに悪質な場合には、ペナルティで検索結果から削除されることもあります。
文章を書いたら、公開前には必ずコピペの可能性をチェックすることをおすすめします。
キーワード選定ツール
文章の軸となるキーワードを決めるのに役立つライティングツールです。
検索ボリューム(キーワードがどれくらい検索されているのか)や共起語(キーワードと一緒に使われているワード)を調査したり、おすすめのキーワードを提案したりしてくれます。
とくにWebライティングにおいて、キーワードは読者の検索ニーズを表すものです。
どれほど内容が良くても、読者の検索ニーズとズレていては検索結果で上位表示されません。
Webライティングではまずツールで読者の検索ニーズの把握をしてから書くようにしましょう。
日本語難易度測定ツール
文章中の単語や文法などから日本語の難易度を測定するライティングツールです。
文章は論文のように専門家に向けのものから、まとめ記事のように大衆的なもの、手紙のように特定の個人に向けたものなど、その目的に応じて読者層が変わります。
そして、読者の知識レベルによって、伝わりやすい日本語の難易度も決まります。
読者層の知識レベルから大きく外れた文章は、読者離れにつながるわけです。
最後まで読まれる、意図が理解される文章を書くのに日本語難易度測定ツールが役立ちます。
まずは文章作成・校正ツールから活用しよう
5つのライティングツールが登場したわけですが、いきなりすべてを使いこなすのは大変です。
そこでまず活用してみてほしいのが、文章作成ツールと文章校正ツールです。
この2つのライティングツールは、質の高い文章を書くために欠かせないものです。
また、ツールによっては1つで文章作成と文章校正の2役に対応しているものもあり、複数のライティングツールを使いこなせるのか不安な方でも挑戦しやすいでしょう。
まずは文章作成・校正ツールから活用して、少しずつほかのツールも試すのがおすすめです。
文章作成・校正ツールなら「idraft(アイドラフト)」
先ほど、まずは文章作成ツールや文章校正ツールから活用するのがいいと説明しましたので、最後におすすめの文章作成・校正ツールを一つご紹介します。
それが、goo辞書が提供するライティングツール「idraft」です。
App store:https://idraft.onelink.me/rbat/hduopvl1
Google play :https://idraft.onelink.me/rbat/j1wp7ak3
クラウド同期でどこでも書ける
「idraft」では、書いた文章がクラウドに自動保存され、クラウド同期でスマホやタブレット、PCからいつでもどこでも続きを書き進められます。
たとえば、通勤・通学中はスマホ、自宅ではPCなどと、環境に合わせて使い分けもできるのです。
※PC版は月額180円(税込)~のプレミアムから使えます。
ライティングがはかどる機能満載
そのほかにも、「idraft」には無料のスタンダードから使える機能が多数搭載されています。
- オフラインでの文章作成、編集
- 文字数カウント
- 下書きの自動保存
- フォルダ機能
- クイックキーボード(記号や括弧を素早く入力できる)
- Undo、Redo機能
- 横画面表示
- タブレット対応
- 文字サイズ設定
- フォント設定(ゴシック・明朝)ダークモード(主要画面、iOS 13以降)
自分好みにカスタマイズできるので、スマホの小さな画面でも書きやすくなります。
文章のチェックがワンタップ
「idraft」は文章作成ツールであると同時に、文章校正ツールでもあります。
誤りやすい日本語やら抜き言葉、重複表現などの誤字脱字に加えて、類語や表記のゆれなどを高い精度でチェックし、正しい文法や別の表現などを提案してくれます。
そして、提案された箇所をタップするだけで文章の変更、修正も簡単に可能です。
まとめ
この記事では、ライティングツールを活用するメリットや種類をまとめてきました。
いろいろなライティングツールが登場しましたが、まずは質の高い文章を書くための基本となる文章作成ツール、文章校正ツールの2つから試してみるといいでしょう。
なお、goo辞書の「idraft」は文章作成と校正のどちらにも対応していて、操作も簡単なので、ライティングツールを使うのが初めてという方にもおすすめできます。
執筆ライター:堀本一徳